THE END OF THE MEMORY

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雨宮先生『それでは、皆さん揃いましたので説明を始めます』 『『はい』』 ―――教室には15人の生徒が朝から集まっていた――― 雨宮先生『では、松本さん』 ―――雨宮先生がそう言うと、朝からエロ本を立ち読みしている様な人とは思えない様な顔で、(真剣な顔で)教室に入って来る――― 松本『皆さんおはようございます…』 ―――何か言いたげにこちらを見てくる――― 心『………ェロ…』 ―――その言葉に松本はビクッとする――― 松本『………なんですか[?]心君』 心『いや、朝からエロ本立ち読みとは元気だな、と』 『『っえぇ~…』』 ―――皆ドン引き――― 松本『………はぁ…違うんですよ…あそこで観てたのは、エロ本では無く、月刊地球です』 ―――随分規模デカい雑誌ですな――― 松本『その雑誌には地球規模の気温の変化やその他諸々地球の情報が載っているのです…』 心『な…なるほど』 松本『でもその雑誌、青年誌コーナーに近いんですよ~…』 壱斗『ほほぅ。上手く切り抜けたな…』 松本『そんな事より本題です』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
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