21人が本棚に入れています
本棚に追加
松田村先生『log2の2の二乗はですね~…』
心『………』
―――ボーッとしながらも姫香を見る―――
姫香『―――❗』
―――一瞬目が合う…がすぐに逸らされる―――
心『……ハァ…飯でも誘うか…』
―――キーンコーンカーンコーン―――予鈴が鳴り授業終了―――
壱斗『くぅ~❗やっと昼休みだ~❗心、一緒に…』
心『悪いが姫香を誘う』
壱斗『…………ヒドイヤ…』
喜多川『俺たちが居るだろ』
初音『そうよ』
壱斗『………ハァッッ…まぁしょうがない』
―――そして心は―――
心『姫香❗一緒に飯食おうよ』
―――と言い、手を掴み半ば強引に連れ出した―――
姫香『え[?]❗ちょ…』
―――中庭のベンチが空いていた―――
心『ほら🎵そこ座ろう』
―――姫香を座らせる―――
心『姫香さ』
姫香『な…なぁに[?]』
心『あまり俺の事避けないでくれよ~』
―――しばらく沈黙が続きそして―――
姫香『…………う…うん…ごっごめんっヒック…ね』
―――いきなり泣き出してしまった❗❗❗[?]❗❗❗―――
心『え[?]❗ちょッッな、泣くなよ…』
姫香『うぇ…だ…だって…だって…グスッ』
―――ポタポタ涙が地面を濡らす―――
心『お…俺が悪かったから…な[?]』
姫香『う…ううんっヒック………違うのっ心君はッッヒック…悪くない…』
心『じゃあ……』
―――この時点で大体予想がついた―――
姫香『わ…私ねッッヒック…心君の後に…御手洗君にもッッヒック…告白されたの…うぇ…そ…そしてね…』
心『…ゆっくりで良いから無理するな…』
姫香『そ…そして…次の日に…ヒック…遊ぼうって言われて…家まで来て…ヒック…連れ出されて…ヒック…帰り際に…』
心『…………』
姫香『か…帰り際に…き…き…キスされたのッッ…』
―――言い切るとまた大量の涙が溢れ出す―――
心『解ったよ…大丈夫…』
―――支えた肩をギュッとする―――
姫香『ご…ヒック…ね……ごめんっヒックね…それで私…初めてで……だから…もう心君に…あわせる顔…ヒック…無いと思…て…』
心『大丈夫…大丈夫だから…』
最初のコメントを投稿しよう!