THE END OF THE MEMORY

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松田村先生『log2の2の二乗はですね~…』 心『………』 ―――ボーッとしながらも姫香を見る――― 姫香『―――❗』 ―――一瞬目が合う…がすぐに逸らされる――― 心『……ハァ…飯でも誘うか…』 ―――キーンコーンカーンコーン―――予鈴が鳴り授業終了――― 壱斗『くぅ~❗やっと昼休みだ~❗心、一緒に…』 心『悪いが姫香を誘う』 壱斗『…………ヒドイヤ…』 喜多川『俺たちが居るだろ』 初音『そうよ』 壱斗『………ハァッッ…まぁしょうがない』 ―――そして心は――― 心『姫香❗一緒に飯食おうよ』 ―――と言い、手を掴み半ば強引に連れ出した――― 姫香『え[?]❗ちょ…』 ―――中庭のベンチが空いていた――― 心『ほら🎵そこ座ろう』 ―――姫香を座らせる――― 心『姫香さ』 姫香『な…なぁに[?]』 心『あまり俺の事避けないでくれよ~』 ―――しばらく沈黙が続きそして――― 姫香『…………う…うん…ごっごめんっヒック…ね』 ―――いきなり泣き出してしまった❗❗❗[?]❗❗❗――― 心『え[?]❗ちょッッな、泣くなよ…』 姫香『うぇ…だ…だって…だって…グスッ』 ―――ポタポタ涙が地面を濡らす――― 心『お…俺が悪かったから…な[?]』 姫香『う…ううんっヒック………違うのっ心君はッッヒック…悪くない…』 心『じゃあ……』 ―――この時点で大体予想がついた――― 姫香『わ…私ねッッヒック…心君の後に…御手洗君にもッッヒック…告白されたの…うぇ…そ…そしてね…』 心『…ゆっくりで良いから無理するな…』 姫香『そ…そして…次の日に…ヒック…遊ぼうって言われて…家まで来て…ヒック…連れ出されて…ヒック…帰り際に…』 心『…………』 姫香『か…帰り際に…き…き…キスされたのッッ…』 ―――言い切るとまた大量の涙が溢れ出す――― 心『解ったよ…大丈夫…』 ―――支えた肩をギュッとする――― 姫香『ご…ヒック…ね……ごめんっヒックね…それで私…初めてで……だから…もう心君に…あわせる顔…ヒック…無いと思…て…』 心『大丈夫…大丈夫だから…』
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