THE END OF THE MEMORY

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心『よし❗走ろう❗』 友哉『うん。走ろう』 弥希『…結局こうなるわけ…もう…兄たちの馬鹿❗❗』――――学校――――――キーンコーンカーンコーン―――― 心『せ…セーフ…』 『相変わらず朝遅いんだね~心君は』 心『お、おぅ…姫香…おはよう』 姫香『おはよ~。…あれれ[?][?]なんでコートなの[?]』―――――愛川 姫香―幼馴染みで、結構可愛らしい娘。実は最近この娘の事を好きだったり― 心『今日は雪降るって、親父が』 姫香『え…やだ…まだ夏だよ~[?]どうしよ、何も持って来てないよぅ…』 心『確かに…でもこの空は夏じゃないな…急に乾いた空気になったし…風も冷たい』 ――――ガラッ――― 雨宮(あまみや)先生『皆さんおはようございます』 ――――僕の担任―――――― 生徒全員が起立礼――― 雨宮先生『早速HRですが』 ―――先生は険しい顔をした――― 雨宮先生『今日は午前の授業を避難訓練、その他特別授業へと変更にします。』 ―――ざわっ――― 心『…余程だな』 姫香『何の話[?]』 心『多分異常気象について学校側にも気象省から連絡が入ったんだろう。』 姫香『何でわかるの[?]』 心『廊下の人…気象省で見た事あるから』 姫香『…え…』 雨宮先生『そして…紹介します。…こちらへどうぞ』 男『どうも皆さん初めまして、気象省の松本 恵太です。今日一日宜しく お願いします』 心『ほらね』 姫香『本当だ~❗すごいね心君✨』 心『全然すごくないよ✨』 『目がニヤけてるぞ』 心『バレたか。てか朝の挨拶がソレかよ壱斗』 ――裏守 壱斗(うらかみ いちと)僕の親友。友達想いの良い奴。困った時頼りになる存在。いつも笑ってる(ニヤけてる[?])。―――― 壱斗『失敬な❗君と愛川さんが仲良く話してるから声を掛けなかっただけだ❗』 心『いつも姫香って呼んでるのに。何だよ愛川さんって』 壱斗『……でさぁ、来週のサザエ…』 心『話題を変えるな』 姫香『も~💦どっちでも良いよぉ』 壱斗『だってさ』 心『…むぅ。納得しきれん』
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