THE END OF THE MEMORY

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―――そんな事を話してる内にチャイムが鳴った――――――その時 松本『…あれ[?]そこの君❗君は…神内さんの…』 心『あ、はい。そうです。 神内 心です。前に気象省で会いましたね』 松本『やっぱりそうか。あ…そうと決まれば先生…』 雨宮先生『はい。そうですね。彼にも協力してもらいましょう。』 心『[?][?]何の話[?]ですか[?]』 雨宮先生『詳しいことは特別授業でお話しします』 心『…………』 壱斗『なんだ[?]お前、なんかしでかしたのか[?]おい。』―――むっちゃ笑顔やね――――― 姫香『何だろうね~』――――相変わらずのほほんと言うね――――― 心『特別授業の時って事は異常気象絡みだよ』 ―――――――――――避難訓練―――――――― と、言うより異常気象対応訓練―――― ―――――そして特別授業―――― 心『さ…寒かった…』 姫香『だねぇ~。でも心君の行動力と判断の早さはやっぱりすごいね~✨頼りっ放しだったよぉ』 心『そ、そう[?]❗そうでもないさ✨ハハハ』 壱斗『表情に出てるぞ~。やった~❗姫香に褒められた❗ってな。ちなみに自慢気にも見える』 心『五月蠅いな~。良いだろ。たまには』 雨宮先生『…はい。皆さん静かにして下さい。先程は大変でしたが、よく頑張りました。』 雨宮先生『――さて、特別授業ですが』 松本『気象省から皆さんにお知らせがあります』 松本『知っての通り、我々の予想の範囲を超えて、急速に異常気象が目立っています。これは、地球温暖化によるものです。それを後押しする様に、5、60年前に使われたフロンガスが、今現在もオゾン層を破壊、地球の層に穴を空けています。 しかし、そんな事は問題ではありません。二酸化炭素による温暖化の事を詳しく説明しなければなりません。』 心『二酸化炭素によって地球の空が覆われ、太陽からの熱が宇宙空間に放出出来づらくなり、地球の気温がどんどん上がる』 松本『その通り。今彼の言った事に間違いは無いはずでした。――が、最近ある事がわかりました。なぜ、それなのにこの時期に雪が降るのか。気象省は、学者、神内氏の調査依頼により、海洋を調べました。その結果。極部の氷がとけだし、海水の塩分濃度が急激に下がって、地球のバランスが崩れ始めていると言う事です。』 男子『それでなんで雪が降るんですか[?][?]』
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