THE END OF THE MEMORY

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女子『そ、それじゃあ…私達の両親は…』 松本『非 常 に 酷ですが』 女子『そんな…ッ❗』 松本『私も嫌ですよ❗』 女子『…あ…ご、ごめんなさい…』 松本『いえ…悪いのは僕たち大人が今まで環境を考えずに生きて来た事です…』 心『でも』 壱斗『そんな事を僕たちに言ったところで成す術なんか…』 松本『…本題ですね。なす術はあります。』 ―――呆れた様に壱斗が言った―――― 壱斗『おい。氷河期を越すんだぞ[?]❗そんなの無理じゃないですか❗冬眠でもすりゃ別だけど❗』 松本『君は素晴らしい』 壱斗『…は[?][?]』 松本『その通りです』 姫香『人間が冬眠[?]』 壱斗『そんなの無理…』――――松本が声を遮った――――― 松本『神内氏…あ~…神内氏の従兄弟の神内氏が、人間を冬眠状態にする…正確に言うと冬眠とは原理が全く違うんですが…そういう装置を開発しました。』 全員『…おぉ…』 松本『ただし❗開発が人口に間に合わなく…しかもまだ人間では試していないので危険ですが…君達の地区…つまり…従兄弟の神内氏のいる場所に先に届けたいと言う彼の私情でここに来ました』 壱斗『[?][?]じ、じゃあ…ここの奴等は助かるの[?]』 松本『数に限りがあるため…』 姫香『じゃあ…』 松本『さっきの避難訓練で皆を試させて頂きました…』 雨宮先生『…そういう訳なので…一番訓練成績の良かった人を言います』
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