THE END OF THE MEMORY

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―――――飯を食べた後…僕はまだ考えていた―――― 心『もしも…家族が僕と居る事を望むなら…』 ――――そんな事を考えているとチャイムが鳴った――――― 壱斗『とうとうテスト順位の発表だな心君』 ―――そういえばそうだ…―――― 姫香『どうせ一位は心君か壱斗君でしょぉ』 壱斗『今回は貰いましたよ心君。』 心『…ん~…』 壱斗『ウワァ…ハナから相手にされてねぇ…』 雨宮先生『…それでは…』 ――――その言葉を遮った――― 松本『雨宮先生少し良いですか[?]』 雨宮先生『え[?]あ、はい…』 松本『先程話しそびれていましたが…本格的に氷河期になる…つまり変動が激しくなる時期は何時か』 壱斗『明後日とか』 松本『…残念でした。…二か月後ないし一か月後…最悪の場合あと15日程度で大きな寒波が来ます。…まぁ大きいといっても、これから更に来るであろう寒波に比べたら…一番弱いですが。』 女子『…え…じゃあどのくらいなんですか…』 松本『一番弱いといっても…気温はマイナス40°以下になると予測されています。』 女子『そんな…皆死んじゃうんじゃ…』 松本『大丈夫です。マイナス40°くらいなら人間は生きていけます』 松本『問題は』 心『それ以上の寒波…』 松本『そうです。その次に来る寒波が最大で…都市は壊滅…人間は息をしただけで凍死…吹雪は津波の様に押し寄せます…』 壱斗『…ヒドい…』 松本『ただし…外の空間と一切遮断している場所で、熱を発生させる事が出来るエネルギーが十分有るならば…生存は可能性があります。』 心『地下とか[?]…でも日本に地下室はなかなか無いと思う…』 松本『この条件を満たす事はなかなか難しいですが…その後の…最後の大きな寒波は、最初の寒波とほぼ同じなので2番目の寒波さえ乗り切る事が出来れば』 心『助かる…』 雨宮先生『…さて…授業に戻ります。今回のテストの順位…一位は神内 心』 心『…は~い…』 ―――壱斗が不満げな顔をしてる――――
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