22人が本棚に入れています
本棚に追加
『やった!ありがと。俺、3年の栗山裕樹(クリヤマヒロキ)ね。』
『どうも。』
初めて聞く名前だなと思いつつ、キラースマイル。
離れた場所に居た仲間たちの元に彼は戻り、携帯持ち上げ自慢してる。
『栗山センパイって彼女と別れたんだね。』
サオリがオレンジジュースを買いながら言った。
私も、もらったカフェオレのストローをさしながら『そうなんだ。』と答える。
特に興味はない。
ていうか、タメやイッコ上なんぞに興味がないと言った方が正しいか。
彼氏にする人は断然年上!
が、私の条件。
なんで?って言われても答えようがないんだけどね。
なんつーか、タメは頼りなさすぎっつーか。
何人か付き合ったけど、結局飽きちゃってバイバイしちゃう。
だから、次は包容力のある年上って決めてんだ。
最初のコメントを投稿しよう!