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出掛ける間際にiPhone片手に今日が可燃物(燃えるゴミ)の日だと思い出し、iPhoneをバックのポッケにしまい、急いでゴミ袋をゴミ箱から「ワッショイ！」と抜き取った。
玄関を出るとそこには先日(父が)むしった庭の雑草。
「んもうっ！」と乙女のように頬を膨らませフリをしながら雑草をゴミ袋へin。
同時に「ボトン」と腕に掛けていたバックが地面へ叩き付けられた。
早朝の清々しい青空に、「ーーーちゅっ！」と舌打ちに似た美しい音が鳴り響く。
もう、時間が無い。
今行かなきゃ出勤時間に遅れて刻まれてしまう。
略して遅刻してしまう。
ゴミ捨て場に再度「ワッショイ！」の掛け声を心に響かせてポイ！した。
オフィスレディ、ダルビッシュ！
ではなく。
パート、無我夢中に小走り！
した気持ちでギリギリに出勤。
「あれ？アレが無い。」
アレレ。
レレレー？
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