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「どこに行くんじゃい?。」 「え?……。」 後ろからの低い声に俺は足を 止めてしまった。 その体つきは身長軽く190cm 体重も100kgぐらいはありそうな 巨体……。 「どこに行くんじゃと聞いておるんじゃ、答えい。」 「えと、その…ちょっとの間、 逃げようかと……。」 「「喝!!」」 とても大きな声だ。 「男たる者、逃げる時は負け戦のときのみ、うぬの力見せてみろ!」 そう言って拳を振りかざすが、 俺はなんとか避けることができた しかし空振りした拳が地面にあたるとメキメキと地割れが起こった。 「う……うわぁ、、」 完全に足がすくんでしまい 動かない。 ていか、あんなの当たったら 気絶じゃすまないし!。 「こら、待てい!。」 そう言ってくる地割れ製造機から俺は逃げるのであった。
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