出会い

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~友里亜sSTORY~ 『亮…介…? 亮介なの…? 待って…‼ ま…って、行かないで!』 「お嬢様?」 『おはよう。また、言った?』 「はい!しっかり聞こえておりました。」 また、やってしまった。 夢を見ていた。 私の大好きな執事が目の前から消えた夢を…。 最近、毎日のように見る。 (とんとん) 『はい』 『失礼します。朝食をお持ちしました。ご気分はいかがですか?友里亜様。』 『えぇ、大丈夫よ! ねぇ…恭介、お出かけしたいな?』 とびっきりの笑顔を恭介に向けてみた。 『…ゆ…友里亜、様… ///』 顔を真っ赤にして照れてる。 かわいい❤ 『わかりました。今日は天気が良いので、出かけましょう。』 やった♪スマイル作戦大成功。 恭介の弱点は私の笑顔。 これが、恭介との初めての会話だった。 さっきのメイドと入れ違いに恭介は入って来て、朝食を持って来た。 恭介はスプーンを私の口まで運んでくれた。 亮介だったらこんなことはしない。 『友里亜様?』 『あ、ごめんね。 ちょっと考え事してたのよ!』 『そうですか。では、後程、伺います。』 『うん』
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