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出会い
~恭介sSTORY~
これは、俺がまだこの屋敷に呼ばれる前の話。
『行ってきま~す!』
『行ってらっしゃい!』
俺の名は飯田恭介(イイダキョウスケ)18
高校を卒業しバイトを探している。
「ふ~ん…困ったな~…」
公園を通り掛かった時、一人のおじさんが頭を抱えて悩んでいた。
『あの…どうしたんですか?』
俺は、おじいさんの隣に座り話を聞いた。
「実は、お嬢様の執事を探しているんです。
もし良ければ…なっていただけませんか?
お嬢様は生まれつき体が弱く、私どもがちかくに
ついていないと、何も…。
そして一人やめてしまいまして…。」
『いいですよ!おれ引き受けます。ちょうど仕事探していたので。』
俺は、おじいさんの手を握り言った。
おじいさんは”ありがとう“と笑ってその屋敷に案内してくれた。
『でっけぇ‼』
あまりの大きさにびっくりする。
「さぁ。中へどうぞ」
『お邪魔します』
中へ入ると、リビングに通された。
「まずは、こちらにお着替えください。」
渡されたのは、よくある執事服。
派手でもなく、シンプルでもない。
『どう…ですか?』
「おぉ~!良くお似合いですよ。」
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