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───😱💥
まさか…そんなものを隠し持っていたとは…
ショックでした…
でも、
「何なのあれは?」
私は、当然知ってたよ、というフリをしました。
「あれは俺のじゃないんだって‼💦💦田尾さん(仮名)のを預かってただけなんだって‼💦💦💦」
私も必死なら、旦那ももっと必死です。
田尾さんは、会社の取引先の人で、確か40歳ぐらい。小学校低学年と幼稚園児の息子がいます。
旦那とは個人的にも親しくしているようで、たまに旦那は田尾さんとゴルフや野球観戦に出掛けていました。
私は田尾さんと面識はありませんでしたが、年賀状で二人の息子の顔は知っていました。
つまり、家庭持ちの人。
旦那は、そのいかがわしい2つのアイテムを、田尾さんのものだと主張したのです。
「は?」
私は、どこから突っ込んでいいのか、一瞬分かりませんでした。
旦那はなおも続けました。
「田尾さん女遊びしてて💦💦、風俗も行ってて💦💦、あんなもん持ってるんだけど💦💦、家で嫁さんに見付かるとヤバいからって💦💦、俺預かってくれって渡されたんだよ‼💦💦💦」
………😒
旦那が必死に一日考えた結果はこれでした。
「お前も嫁に見付かってこんなことになっとるやないか───い‼‼‼💢💢💢」
と、大声で突っ込みたい気持ちを、私は必死で押さえました。
それは…まだ早い…
「そう。あとは?」
「あとは…
マジで分からない😣💦💦俺が思い付くのって、ホントそれだけ💦💦」
このあとも、「まだあるやん?」と私はかなり粘りましたが、それ以上旦那からは何も出てきませんでした。
「とりあえず分かった。今の時点ではタカシの話は私には信じられない部分が多い。
携帯見てもいいよね?」
「うん、いいよ💦💦」
旦那はいともあっさりと、私に携帯を渡しました。
私は、昨日の夜中にしたのと同じ順番で、今度は旦那の目の前で携帯チェックを始めました。
「電話帳ってどうやって見るの?」
「メールの見方分かんない。教えて」
など、私は昨晩すでに習熟した、旦那の携帯の操作を、わざとたどたどしく行いました。
そして、気になったところは突っ込んでいきます。
「○○ちゃんて誰?」
「それはポポと出会う前に登録した子💦」
「ブックマーク、エロサイトばっかやん(笑)」
「😅💦」
みたいな感じで。
「───じゃあ次、会社携帯。」
😃💥
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