4月9日③

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アイテム①、ヘルスのポイントカードは、一見、風俗店のものには全く見えません。 今でも、旦那がなぜこれを自ら暴露したのか、不思議なくらいです。 二つ折りのそのカードは、表紙にゴルフ場の写真。裏表紙に「中古ショップ○○○」と印刷されています。(ちなみに、この印刷された○○○という店名と、実際の店名とは、全く違いました) つまり、ゴルフ用品の中古ショップを装ったカードなのです。 中身も、普通のポイントカードそのもの。 ハンコは3つ貯まっていました。いずれもシャチハタ印。3回目だけ違う名字の印でした。 日付は、8/13、9/29、3/5。 「風俗のポイントカードは、彼女や家族にバレないように、こんな風にカモフラージュされているんだ…」 私は感心しました。 そしてアイテム②、○○○○ー○ーは…、その名とは裏腹に、青いスケルトンでした。 透明のケースに入ったソレは、コードを針金でまとめられており、使用する単三の電池二本は、本体から取り出された状態でした。 新品同様にしまってありますが、開封された跡があったので、使用済みのようです。 「…そんな訳、ないでしょ?」 私が冷静さを保つのは、もはや限界でした。 「田尾さんがタカシにそれを預けたって⁉💢 妻子持ちが妻子持ちに、『嫁に見付かったらヤバイから』という理由で預けるか⁉💢 自分で言ってて矛盾してると思わない⁉💢 だいたい預かったなら、なんでそのときに私に言わないの⁉💢 そんなもん私に見付かったらこうなること目に見えてるでしょ⁉💢 明日、田尾さんに会わせて‼💢 直接聞かなきゃ私絶対納得できない‼💢」 もう私は完全に頭にキていました。 かなりの勢いで、旦那に詰め寄っていました。 はっきりとした時刻まではよく覚えていませんが、完全に深夜。 「落ち着いて💦とりあえず今日は遅いし、明日また話そ💦💦 俺も疲れてるし、風呂入ってくるよ…」 旦那は風呂に入ると、なんとも言えない空気のまま、寝室へ… しばらくすると、寝息が聞こえてきます💤 私は思いました。 ああこの人ホントにどんな時でも眠れるんだな… 「いつでもどこでも寝れるんだ俺😃🎵」 と、常日頃から豪語していましたが、本当だということが、この瞬間判明しました。 私は、またもや眠れずにいました。image=413434939.jpg
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