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一度整理してみます。
そもそも旦那が、私と田尾さんを会わせたくないのは何故か…
【パターン1・旦那の話が真実】
旦那の話が真実であるならば…
田尾さんが 誤解を招くようなブツを旦那に預け、そのことによって私たちの家庭に今、嵐が起こっているということになります。
旦那は、こうなる危険を承知で、好意で田尾さんのブツを預かってあげた“被害者”ということになります。
私がしゃしゃり出ることで、田尾さんの家庭を掻き乱す恐れがある…つまり、奥さんなどにバレる可能性がある。
それを旦那は避けたい。
いや、避けてあげたい。
【パターン２・旦那の話が嘘】
と、いうことは、あのいかがわしいブツは、当然旦那のものということになります。
それを隠すために旦那は田尾さんを利用した──つまり、田尾さんこそが、真の“被害者”。
旦那はこれ以上田尾さんに迷惑をかける訳にはいかない。
被害者は、旦那or田尾さん───？
もちろん私は、【パターン２】、田尾さんが被害者だと思っています。
でも、私がこの先田尾さんと会ったり、電話で話す機会があれば、私は、【パターン1】の立場で話します。
どんなに綿密に打ち合わせをしていたって、嘘を吐き続ければ、必ずボロが出てくるはずです。
私はそれを、見逃してはいけないのです…
・・・戻ります。
｢消してないって‼｣
とか言いながら、旦那はちゃっかり田尾さんの自宅番号を消去しています。
(…でも、本当はもっと違うものを…田尾さんの自宅番号どころではないものを消去していたことに、私はもっとずーっとあとに気付くことになります…)
早く、今すぐ田尾さんに会わせてよ！連れてってよ！
と何度も言いましたが、煮え切らない旦那…
｢もういい、電話する自宅に😒｣
私は昨日登録しておいた『尾田さん』の自宅に、ﾀﾞｲﾔﾙしました。
｢ﾊｧ？💧｣
旦那は、私がﾊｯﾀﾘをかましていると思っているようでしたが、私は、ほ ん と う に 田尾さんの自宅にかけているのです。
TRRRRR…TRRRRR…
何度かかけましたが、出ません。
自宅電話に出ない理由を、私はいくつか考えてみました。
①本当に留守
②旦那が自宅電話にも出ないように言っている
③番号通知で、知らない番号からの電話は出ない
…etc
しかし、いずれにしても、いつまでも出ないでいられる訳がありません。
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