タイムマシーン

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「遂に完成したぞ!」 完成した機械を前に叫んでいるのはF博士。近所でも変わり者として有名だ。 「苦節10年!ついに待ちに待った瞬間が訪れるぞ!君は歴史的な場面に居合わせることが出来るのだから光栄に思いたまえ!」 君と言うのは僕の事だ。僕は2年前に博士から助手に来て欲しいと誘われ今は開発の補佐をしている。なぜスカウトしたのかと聞くと見た目が昔の自分に似ていて可能性を感じたからと言っていた。 「早速各方面に連絡しなくては」 そう言うと博士は受話器を取り電話をかけた。かける相手は出資者や新聞社などだ。 時間が経ち研究室には人が集まっていた。
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