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ある日、友達の利香ちゃんから電話がかかってきた
利香ちゃんとは、まだ旦那と知り合う前からの付き合いで、バイト先で仲良くなった。
結婚してからも月に二度程、食事に行ったり、電話でお互いの近況報告をし合っていた。
利香「ねぇ、そう言えば、もうバスケしないの?」
百合「えっ…?う~ん…したいって気持ちはあるけど、練習は夜からだし、一応主婦だし…夜出て自分のやりたいこと通すのは、やっぱり母親としてどうかなって思いがあるしね…」
利香 「でも別に遊び回る訳じゃないんだし、旦那さんだってバスケで出会ったわけだし、話たら分かってくれるんじゃない?」
百合 「旦那はきっとダメとは言わないとは思うけど…
なんとなく私自信が負い目とゆうか、なんとゆうか…やっぱり主婦だし、独身の時みたいに好き勝手は出来ないよ…」
利香 「最近の百合の話聞いてると、なんか百合らしくないとゆうかなんとゆうか…
百合はバスケ大好きでバスケしてる百合が一番百合らしいと思うよ?
毎日家に居て家事と育児の繰り返しで、マリアちゃんだってだいぶ落ち着いてきたんだし、そろそろバスケ復帰してもいんじゃない?
ちゃんと家のことしてたら誰にも文句なんて言われないよ」
利香ちゃんとの話しで
私の中の"バスケがしたい"と言う気持ちが強くなった。
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