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見てみるとマリアさんの拳がオレの腹に減り込んでいた……
めっさ痛いんですけどぉぉぉぉぉぉ!!!!
「あ、起きたんですか?冬馬様。おはようございます。」
とマリアさんはニコニコしながら言ってきた。
「な…んで、キスじゃ…なく…てパン…チ。」
「あら?さっきの聞いてたってことは起きてたんですね、冬馬様。どうして起きなかったんですか?」
マリアさんがニヤニヤしながら言ってくる。
くそっ!こいつ気づいてやがったな!!
オレは腹の激痛に堪えながら起き上がる。
するとマリアさん以外にもう一人メイドが居ることに気づいた。
「その子は誰ですか?」
マリアさんに聞いてみた。
「この子は私の妹です。」
「えぇ!?」
「嘘です。」
「ですよねぇ!?」
まったく似てないし。
「この子はあなたの新しいメイドです。」
「えっ?新しいメイドって……マリアさんはどうなるんですか?」
「大丈夫ですよ、心配しなくても。二人で冬馬様の面倒を見ていきますから。」
ニヤニヤしながら言ってくる。
「べ、別に心配なんかしてねぇよ!!」
「ツンデレですか?男がやっても可愛くないですよ?」
結構ショックを受けた………
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