~金の国ベロッキオ~

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アンジアはオレの方へ走ってきた。 矢は真っ直ぐアンジアを目指す。 矢がアンジアに当たる直前にアンジアは身体を傾ける。 矢は少し進路を帰るがこのままだとまたかするだけだろう。 当たれ! オレが強く念じると矢はさらに進路を変えた。 「なにっ!?」 アンジアはさらに身を翻すが矢はアンジアに当たった。 しかし、矢は胸のど真ん中ではなく左腕に突き刺さった。 アンジアの左腕からは血が滴り落ちる。 「ちっ、あの情報屋め。面倒なことを」 アンジアは矢を引き抜き吐き捨てるように言った。 オレは更に第二第三の弓を放っていく。 一瞬おっさんに意識を向けていたをオレに戻す。 さっきのようにアンジアはオレに向かって走り出した。 そして、また当たる直前で身体を傾ける。 当たれ! 強く念じたが今度はさっきより曲がらなかった。 「え?何で…」 アンジアは矢をかすって当たったことにし、呪文を唱え始める。 「マズい!」 オレはとっさにマントを生み出し、羽織りながら。 全力でそこから離れる。 「燃え盛れ!フレイム!」 オレのいた場所から火柱が上がる。 そこを始めとして次々と火柱が上がる。
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