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俺は高瀬義人。都内に住む高校生だ。
突然だが、俺は今、戦車の中にいる。しかも、4人の可愛い女の子に囲まれて。
この戦車、不思議なことに時々無重力になったりして、まるで落ちているような感じがするだが…。
どうしてこうなったかについては、遡ること一週間前だったか。
「今日から高校生か…。」
俺は期待と不安でいっぱいだった。
何故なら、今日から通う高校は『蒼楼学園』という聞いたこともない私立の高校だ。
両親は共働きで、あまり家にはいない。 時刻は午前7:45。
そろそろあいつが来る頃だろう。
俺はネクタイを締め、制服を身につけ、荷物を持って玄関に向かった。
玄関に着くと、インターホンが鳴った。
「今、行くぞー。」
玄関のドアを開けると、玄関前で一人の女の子が笑顔で待っていた。
「よっちゃん、おはよー。遅刻するといけないから早く行こ?」
この女の子は、俺の幼なじみの『吉川 菜奈』。おっとりとして優しいが、かなりのドジで、足を滑らせて転んだり、躓いたり、踏んだり蹴ったりである。
家事全般は得意分野らしい…。
昔と違って、女性らしさがかなりある。 (特に胸や腰のライン、お尻など)
人間、変われば変わってしまうもんだなー。
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