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キーンコーンカーンコーン
学校の鐘が鳴ると同時にクラスは騒ぎはじめた
季節は秋、空は真っ赤な夕暮れに染まり、カラスがカーカーと鳴いている
「おーい悠李(ﾕｳﾘ)今日暇か？」
俺の名前は綾瀬悠李(ｱﾔｾﾕｳﾘ)16歳の現役高校生だ
「あ、すまん。これから部活だから、また今度な？」
「ちぇ、つれねーの」
悠李の友人は他の友達を誘い、クラスをでていった
「さてと･･･」
悠李は友達が出ていくのを確認すると、机の中から綺麗な字で書かれた手紙を取り出した
－綾瀬君へ
お話したいことがあります。今日の放課後に屋上に来て下さい。必ず一人で来て下さい！－
と言う内容だ
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