35人が本棚に入れています
本棚に追加
聖也視点
「荒太は聞いてなかったんですね…」
「そうみたいだねぇ…」
「皇木やからな~せやけど気づかんやったわ…」
皇木…?
「な、なぁ…皇木って…?要人がどうかしたのか?」
そんな驚いた顔で見んじゃねぇよ…
な、殴るぞ?←
「皇木っちゅーんはな…要人の家なんやけど…」
「表社会の人間が絶対逆らってはいけない家の人間です」
「?」
分からねぇよアホ
だって俺ん家海外にあるんだもん
俺ハーフだもん
外見変えてるもん
1人だけ分かんないって苛め
「せやからな…皇木家に逆らったら社会から抹消されるんや!!」
「皇木家の1人息子は部下や使用人の信頼がヤバイくらいあるから怒らせたらいけないんです」
へー…
なるほど…
とにかく
関わっちゃ駄目って事じゃねぇんだな!!
「わかった…!」
「聖也ぁ?ほんまはあんま理解してへんやろ?」
「わかった!」
「ほんまか~?」
わかったって言ってんだろ!!
しつこいな!
だから、要するに要人の家は怖いって事だろ!?
うん!
「聖也ってこんなアホやったんやな…」
「ぁあ゙?」
ムカつくな章太郎にアホって言われたくないな!
最初のコメントを投稿しよう!