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「お前!!隼人呼び出すなよ!!忙しいんだぞ!?」
『………』
ブチッ
あーあー
もう駄目
我慢できない…
『聖也…海翔…ごめんね…うっせぇんだよボケが…』
「なっ…!?」
性格がガラリと変わり相手を見下して話す
『お前さ…本当に何様のつもりなの?…もしもし咲希さん?』
ニコッと荒太に微笑みながら電話を掛ける
『今から教室にパソコン持ってきてくれない~?ん、ありがと』
俺は携帯をパタンと閉じ相手を見た
『お前さ、兄弟居る?』
「ひ、1人…」
『そっかぁ…じゃあお前が跡取りなんだ…お前が継いだら駄目になるんだろうね♪』
「んなっ!?」
にこにこしながら荒太に言う
だってホントの事でしょ?
「要人様…」
『あ、咲希さんありがと~』
「いえ、では」
俺の性格が変わるのになれてる咲希さんは頭を下げ出ていく
「なに…するんだ…?」
『ハッキング?』
ニコッと笑み椅子に座りパソコンを開く
カタカタッと打っていくと荒太の家の会社のデータが出てきた
咲希さんが持ってきたパソコンは二台
『ごめん聖也、机かして』
机を寄せもう片方のパソコンを開く
『!…ナイス咲希さん♪』
「え……」
驚く荒太
もう片方のパソコンには荒太の会社の監視カメラの映像が映し出されてた
『あ、そうだ…』
俺はまたどこかに電話を掛けた
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