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間章 初めての依頼
「逃げるな!.....くっ、この私がここまで追って捕まえれないだと」
だがしかし、あいつは今、人質と一緒に行動している。なら、まだ捕まえれるはずだ。
アホ子は気を引き締めて走りだそうとした。
ガシッ
何だ!!新手の敵か!?
「ちょっと、ねぇ、何があったの」
「なんだ.....ちゃんか。こんな所でどうした」
「私の事はいいから。なんで、彼を追っているのか教えてよ」
「それは、教えられない。依頼の情報は秘密なんだ」
この依頼は、私にとって
初めての依頼なんだ。情報漏洩も失敗も許されない。
「それじゃあ、私は行くぞ」
早く、あいつを追わないと見失ってしまう。
ガシッ
「オオッ!なんだ。理由は言えないと言っただろ。私は早くあいつを追わないといけないんだ」
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