青春の1ページ

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どうやら目的地に着いたらしい。オレの命もあと少しかもな。気絶してたせいで、場所の見当もつかん。分かる事といったら運転手の腕がいいことくらいだ。ここまで、意識が気づいてから揺れがすくなかったからな。 おっ、そういう事はここ、もしかしたら山奥ではないんだろうな。山奥ならもっと揺れるからなぁ!! オレってば冴えてるー。これなら、じっちゃんの名もかけれるぜ!! 冷静に考えろ。だからなんだ。今オレ、目隠しに両手両足拘束のドキプラ状態だぞ。よく考えたら海って可能性もあるし。 せめて足枷が外れればな。オレの命がかかっているんだ。何か方法を考えないと。
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