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未来は、
「そんなことないですよ。きっといい人なんだなと思います。だって今まで育ててくれたんだと思うよ。」
となんだか悲しそうに言った。
僕はその悲しそうに話していた未来を気になってしょうがなくなった。
僕は、
「どうしたの。なんか僕変なこと言ったかな。」
と言った。
未来は、
「いや、大したことじゃ無いんです。ただ親の事思い出してしまって…」
と言った。
僕は未来にどんどん引き付けられて行った。
僕は、
「あのさー、親の事って、何?話してくれない。」
と言った。
未来は心から伝えられるように、
「いいですよ。去年の飛行機墜落事故知ってますか?私の両親はあの飛行機に乗ってたんです。」
と言った。
僕はその話を聞いて、驚きと両親の事を思い出した。
そして、土手に寝転んでいたのを起こして、隣に座っていた未来の目をじっと見た。
未来はその行動にびっくりして、
「どうしたんですか。」
と言った。
僕は、
「それで、その話もっと詳しく聞かせてくれ。」
と強い口調で言った。
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