僕たちは兄弟だ!

12/12
前へ
/45ページ
次へ
「な、何するんだ!」 「結婚した時の誓いのキス」 「!」 更に顔を赤くした僕に、拓がニヤリと笑う。 あまりに恥ずかしくなり、ドンッと拓を突き飛ばす。 「うわ!」 「拓のばか!」 「あ、おい郁?!」 背中に拓の声を聞きながら、ずんずんと歩き続けた。 キスが嫌だったわけではなかった自分が不思議になりながら……これからまたこんなことをされてしまうのか?と思った。 期待はしてない! してないからな?! END.
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加