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「な、何するんだ!」
「結婚した時の誓いのキス」
「!」
更に顔を赤くした僕に、拓がニヤリと笑う。
あまりに恥ずかしくなり、ドンッと拓を突き飛ばす。
「うわ!」
「拓のばか!」
「あ、おい郁?!」
背中に拓の声を聞きながら、ずんずんと歩き続けた。
キスが嫌だったわけではなかった自分が不思議になりながら……これからまたこんなことをされてしまうのか?と思った。
期待はしてない!
してないからな?!
END.
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