プロローグ

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 床、壁、天井共に純白に染められ、縦横五十メートルはゆうに有る大部屋。  そこに突如として現れた直径一メートル程の白い光の円陣。  円の内側に頂点が五方に伸びる星、所謂五方星。  星の頂点間五ヵ所に各五個の記号が記されている。  魔方陣が更に光り、発動する。  そして光は上方へ伸び円柱状に変わっていった。 次第に収束しながら形を変えた。 そして光は徐々に弱まりソレが現れた。  細長く黒と透明のフォルム、内部にインクがある。所謂ノック式ボールペンだ。  それを見てる先程の男。 .
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