フウマは おどろきで こえもでない! ▼

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───── 家に帰った後、いつも通りの事を済ませ直ぐにベッドに潜る。 ちなみに、カルマはいつもどこで寝るのかというと、時間になると俺のベッドの隣で布団を敷いて寝ている。 ベッドに潜って数分が経った。 ベッドの中でうとうとしながら、俺は今日のことについて考えていた。 勇者がこの家に来たのは、俺にとってとても刺激になっている。 しかし、学校には来てほしくなかったのが正直な気持ちだ。 何故?それは俺が独占力の強い人間だから。 勇者が友達というスペシャルな人間は俺だけでよかったのに……。 まあ、入学してしまったのは仕方がないか。 真っ暗な部屋で、そんなことを思いながら俺は目を閉じた。 そして、カルマが入学したことで、学校に様々な事件が起きることになろうとはまだ俺には知らなかった。
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