魔王の鬼娘と黒雪姫

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次々に各先生方の挨拶が終わり入学式が終わろうとしていた そこに学長が再び教壇へ向かい 「こほん、今日この入学式に遅刻をしてきてノウノウと席に座る不届きな新入生がいる…」 周りはざわめいた マリアの背後には“気”を消した先生二人が近寄っていた 先生二人は“ガバリ”とマリアを捕まえる 教壇に立つ学長が言う 「君は、この学校の規則や規律はご存知かね?」 マリアはニッコリ 「知りません❤」 きっぱり💦 黒雪姫 こけっ💨 (この娘ホント馬鹿だねぇ💦) 学長が皆の前で言う 「皆には良いお手本になるよ」 「遅刻を初め規則に反する者には厳しい罰が待っているんだ」 マリアを捕まえた二人の先生達に 「見せしめだ、闘技場まで連れて行きなさい」 先生達は「はいっ💦」 2つ返事をしてマリアを闘技場へと連行し始めた マリアは冷や汗たらたら 「ちょっち待って💦」 「違うんですっ💨」 「いつも執事に起こして貰ってるのに今日に限って枕元の紙に“起きないと遅刻ですよ”って書かれてたんですっ💨」 黒雪姫は、あっけらかん💦 「んなアホな💨」 額からは大きな冷や汗💧 学長 「規則を守らなければ、こうなると言う見せしめにはもってこいだ」 マリア 「ぎゃあぁぁぁぁぁ💦」 悲しくマリアの悲鳴が小さくなり消えて行った… 学長を始めとする一行は闘技場へと会場を移した
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