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友梨にとってこの大学は滑り止めだった。
つまり、滑っちゃったみたい。そんなこんなで今に至るわけ。
「ゆり~、もうちょっと休もうよ~。へとへとだよ~」
「あんたもう1時間休んだし疲れることしてないでしょ」
「そんなことないよ」
「あるの」
ちぇ~。
久しぶりに野球したいな~。
高校卒業してから全っ然やってない。
またみんなでやりたいな。
そんなことばっかを考えていたら今日の講義は終わっていた。
「んじゃ、ゆり、また明日ね」
「また明日」
私は学校が終わると毎日あるところに通っている。
それは私がやりたいことに関係している。
今日も例外じゃない。
これからそこに向かってく。
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