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ほんとはちょっと先なのか、とっても先なのかなんてわからない。
でも、ちょっと先じゃないと自分は何もできないような気がして勝手にそう解釈している。
よくよく考えれば、タイムリープをする道具なんてのがそんなすぐ作れるはずがないなんてことは心のどこかでわかってる。
でも、それを認められなかった。
ほら、私って素直じゃないから。
「真琴、なにぼ~としてんの?」
「えっ、ぼ~としてた?」
「してた」
え~、そんなんだったかな。
自分のことはよくわかんない。
「どうせまた千昭君のこと考えてたんでしょ?」
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