573人が本棚に入れています
本棚に追加
/476ページ
嬉しさ半分、戸惑い半分といったところだろう。
「コクリ」
それでも彼女は言葉を噛み締めるように頷いた。
「よし、これで必要な過程は終了した」
「ハテナ?」
死にたガールから重複表現なんていう新たな"独特"が発見されたところで、僕は僕の望みを提案。
「それじゃあお友達から始めたことだし、死にたガール!」
「ビクリ!」
人差し指を突き出し差すと、彼女は体を強ばらせる。
そんな仕草が可愛いなぁなんて思いながら、続けた。
「今日からキミは僕の恋人だ!」
僕は恋をしたんだ。
なればあとは、このドロドロを実らせるのみである。
最初のコメントを投稿しよう!