迷子の少女とお人好し?

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これは、完全にあの例のお母さん…。 私は、恐る恐る亜理沙達と一緒に男子の間をくぐり抜けてなんとか見る事に成功した。 佐「うわー…」 パシャッ 亜理沙は、こんな時でも写メを撮る。 佐「それどうするの?」 亜「え?売るに決まってるでしょ」 目が輝いていた。 佐「すみません」 私は、囲まれているお母さんらしき人に聞いてみた。 佐「あそこにいる双子…あなたのお子さんですよね?」 「あら!そうよ…ありがとう」 そう言って双子の元へと駆け寄って行った。 友「何はともあれ…見つかって良かったわね」 佐「そうだね…あれ?亜理沙?」 周りをキョロキョロと見回す。 亜「この写真、一枚百円」 早速売っていた。 現像速っ!! とにかく…見つかってよかったー…。 終わり
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