276人が本棚に入れています
本棚に追加
勢いよくドアが開く…そこにいたのは…
佐「あなたが…八木…隼人…君?」
隼「そ…うだ…」
八木君は、走って来たのか、息を切らしている
亜「遅かったですね」
隼「しょうがないだろ?親父が勉強しろってうるさくて…」
今ので遅いの!?じゃあ近くに、八木君が居たら、一秒とかで来ちゃうんじゃ…💧まさか…ね?
隼「で…お前が…佐奈?」
佐「そう…だけど」
亜「言っておきますが…佐奈に指一本…いえ…近づくだけでも許しません…」
佐「へ!?」
隼「なんで俺にそんな事言うんだ?」
亜「気に入ったのでしょう?佐奈の事…」
隼「…」
図星なのかどうなのか…八木君は、俯く。
佐「気に入ったって…何の事?」
中森さんは、私の言葉を無視して話を進める。
亜「あの時のように…私は大切な人を失うのは、嫌なんです…君のせいでね…」
佐「何の…話をしてるの?」
八木君のせいで、中森さんの大切な人を失った?あの時のようにって…
最初のコメントを投稿しよう!