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佐「ねぇ…何の話をして…」
え…?何?
私の口が、誰かの手で塞がれてる?
よく見たら中森さんの手だ。
亜「少し黙ってて…殴るぞ…」
佐「は…はい…」
こ…怖いっ!迫力が、凄いよ…しかも何気に脅してるし…でも今そんな事言ったら…ただじゃすまないんだろうな…
亜「では、話を続けましょうか…?」
隼「…」
八木君は、黙って頷く。やっぱり彼も怒っている中森さんが、怖いらしい…彼の顔が、青ざめてるから…
でも目の前で自分の知らない話をしてるの見ると…暇&仲間外れにされた気分…
亜「…と…思いましたが…止めておきましょう…今回は、佐奈の事が先なので…佐奈?」
え?止める?なんで?
佐「なんで止めちゃうの!?」
私は、思わず声を出していた…
亜「今度…佐奈の母親が…話すって言ってたから…それまで待てるでしょ?」
佐「うん…」
亜「さて…じゃあ私は、一度帰るから…明日また来るよ?」
佐「うん!分かった!またね♪」
こうして、転入前日が、終わった…
続く→
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