始まり

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佐「ちょっとお母さん!」 私は今、凄く怒ってる、何故かと言うとそれは、数秒前に遡る…。 佐「お母さん?どうしたの?」 母「実は、佐奈が転校する事になったの♪」 佐「へぇー私が転校する事になったんだー♪……って…えっ!?私が転校!?どこに?」 母「うーんと…水沼学園だったかな?水色?」 佐「それって彗星学園じゃない?」 母「そうそう彗星学園!」 ここで、現在に戻る。申し遅れました。私、高原 佐奈です。 佐「ちょっとお母さん!」 母「なーに?」 お母さんは、気の抜けた返事をする…能天気だなー? 佐「彗星学園がどんな所か知ってる?」 母「名前の通り、星の勉強をする場所?」 佐「違うよ!名前は彗星だけど星の勉強は、しないから!」 母「じゃあ何?」 お母さんは、分からないと言ったように首を傾げる… 佐「あの学園はね…通称、カップル学園って呼ばれるほどカップル率が高いんだよ!」 母「うん♪知ってるよ?」 えっ?知ってる?…知ってるの!? 佐「えっ?じゃあ何で…」 母「佐奈に恋人作って貰おうと思って♪」 何を言い出すの!、この人は! 佐「なっなんで!?」 母「だってせっかく可愛いのにー」 可愛いって…💧 佐「親バカ?」 母「そうよ!親バカよ!」 佐「次は、開き直るんだ!」 とんでもない人だなー?
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