第一刻《始刻》

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「本当だわ!これ夜も食べましょ!!」 「これ…レトルトですから……残n」 「うるさい黙れ作ればいいでしょ」 「はい…」  さすがの丈もこの迫力には負ける。 「そういや紫苑は中三になるんだな」 「そうよ。高校にいくためにも勉強しなくちゃいけないんだから」 「まぁ、俺は先に一山越えたけどな」 「…」  ヤバイ、地雷踏んだかも…。 「私は…!………いや、なんでもないわ…」  ん~、今日は感情の変化がおかしいな…。思春期かな?…無いか。
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