うちの女社長は変態です

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こういう変態性があるから、私は今、携帯電話で『110』を押した それをさほど必死さも無くやんわりと止める社長 「待て川原、おまえはわかってない」 「…何がです?」 後はもう一回キーを押すだけである 「私の人間性だ」 「変態性ならよく存じてます」 「人間性な。いいか、私は何も、ただちびっこの全裸が見たいわけじゃあないんだ」 「そうだったんですか」 「なんだその鳩が豆鉄砲喰らって大爆笑したみたいな顔は。いいか、私はお互いの裸をさらけ出すことにより、より一層、信頼を深めたいんだ、隠すことなんて何も無いようにしなければ」 「立派なことを言う時はまず鼻血を隠してから言いましょう」
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