想い出

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初めてあなたに抱いた感情 それは愛と憎しみ あなたが好きで好きでたまらない それと同時に振り向いてくれないという想い 最初は遠くで見ているだけでよかった でも見ているだけでは物足りなくなり 『ねぇ、私を見て?』と呟く いくら想ってもあなたは気付かない いくら話し掛けても振り向かない 『ねぇ、どうすれば振り向いてくれるの?』 その答えは分からないまま 届かない想いを募らせていく 次にあなたと会って抱いた感情 それは絶望と悲しみ あなたに恋人ができたと知って 私は絶望の闇へと落とされた それと同時に生きる意味も失くしてしまった そう すべて いくら想ってもあなたに届かない いくらあなたの近くにいても振り向かない 『ねぇ、私の想いだけでも気付いて?』 そんな小さな祈りは届かないまま 時間(トキ)は過ぎていく あなたと会った一秒ごとが砂になって あなたと話した一秒ごとがすべて消えて そんな絶望の淵に 1つの光が舞降りた いくら想ってもあなたは気付かない いくら想っても届かない 『ねぇ、私の想いに気付いて?』 そんな私の祈りに彼は気付き振り返った あぁ、やっと絶望から抜け出せる あぁ、やっと彼を諦めることができる あなたの最後の言葉を聞き 私は光のある新しい道へ そして『ありがとう』と…
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