アラーム

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爺さんが亡くなる3ヶ月くらい前の話になる。 私は、眠りの浅い方で、寝る前には必ずケータイ切っていた。 仕事関係のメールや友人の下らないメールで貴重な睡眠時間が減らされるのは嫌だったからね。 それでも、何故かケータイのバイブレーションの音で、明朝目が覚める事が多々あった。 時間はバラバラだったし、もちろんケータイのアラーム機能ではない(このせいで仕事の為に設定しておいた6:50のアラームが忘れた頃に鳴るのは本当に面倒だった)。 起きた時、ケータイを確認しても電源が落ちていたのは不思議だったが、 当時は、夢でアラームでも聞いていたのかな、くらいにしか思ってなかった。
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