君と僕の奇跡

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「……」 「アンタの名前は!?」 もう一度、今度は口調を強くして聞いてみた。 「茜(あかね)…」 「茜ね。 了解。 この近くに住んでるのか?」 茜は首を振った。 「そうか…服はまだ乾きそうにない。 俺のアパートはここから車で1時間。 着替えを取りに行こう。 ここにはこれ以上居られない。 行こう」 俺は砂浜に炭を捨てて水をかけた。 「ほらっ行くぞ!!」
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