君と僕の奇跡

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「なっ…何よ…。 急に大きな声出して」 「うっわぁ…最悪だ…。 釣竿忘れた…。 7万もしたのに…きっと今頃海の中だな」 「……」 「まぁ…良いか」 「良いの!? 7万もしたんでしょ!?」 「茜の命は7万以上の価値があるだろ?」 俺はまた車を走らせる。 「そもそも、命に値段なんてつけられない」 「……」
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