君と僕の奇跡

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「それでも夜になれば親が恋しくて泣く子供も多い。 寂しくて、寂しくて…。 それでも小さな体と心で必死に我慢して生きている。 行こうか…」 俺は茜の手を引き子供達の所に向かった。 「あーっ!! 智にぃちゃんだ!!」 「智にぃちゃん!!」 あっという間に子供達に囲まれる。 「このお姉ちゃん誰? 智にぃの彼女?」 「あははは。 違うよ。 にぃちゃんの友達だ」 「なぁんだ!! つまらないの!!」
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