君と僕の奇跡

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すると突然、見えていた女の頭が波の中に消えた。 「やべっ!!」 俺は海中に潜って女の手を掴もうとした。 でも息が続かず1度海面に顔を出す。 「ぷはっ!! はぁ…っ!!」 バシャッン!! また息をして潜る。 今度は女の体をしっかりと捕まえた。 「ぷはっ!! おい!! しっかりしろ!!」 海面に顔を出させても反応が無い。 唇も真っ青だ。 「くそっ!! 何なんだよ!!」 俺は海は好きだけど泳ぐのは嫌いなんだよ。
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