君と僕の奇跡

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「すーっ」 俺は大きく息を吸い込み、女の唇を自分の唇で覆う。 そしてゆっくりと息を吐いた。 心臓にまた耳を当てても動いていない。 心臓マッサージ!! 確か…みぞおちから指3本くらいの場所を圧迫する。 「1、2、3、4、5!!」 そしてまた人工呼吸をする。 「げほっ!!」 女は横を向き水を吐いた。 「はぁ…」 俺はその場に尻餅をつく。 「良かった…」 戻ってきた。
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