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颯人「………思い出したよ、俺死んだんだな。」
だから死後の世界ね、納得。
「まあ、厳密に言うと違うんじゃがそれは置いておこう…それで本題なんじゃが、御主…転生する気は無いかの?」
はあ?転生だと!?
颯人「断る。めんどくさい……人助けて死ぬという名誉の死だぞ?それに、転生っつったって元の世界に転生ってのは無理なんじゃないの?良くあるパターンだ。モバゲーの投稿小説なんかでな。」
元の世界に転生…まあ生き返らせるような真似すっと世界が修正かけて消すんだろ?
「まあその通りなんじゃが…珍しいの?第2の人生を楽しめるんじゃぞ?今なら特典も付けてやるわい。」
颯人「嫌だよ面倒だから。転生したら絶対面倒事に巻き込まれるじゃん…ああいうのは小説とかで見るから面白いのであって、当事者は面倒な事この上ないだろ。」
「何故じゃ?そんなに死にたいのか?」
颯人「死にたくは無いさ。けどもう死んじまったからな、俺だけ転生なんてセコいだろ?それに、何故俺を転生させようとする?」
もっと王道主人公みたいな人間探せよ……
「それは御主が助けた子供が儂の孫だからじゃな。」
………………はい?
「神というのも暇での?偶に人間として生を受け、人間と添い遂げたりするんじゃよ。それで、あの子は儂の孫じゃった。神の孫というのは世界で言う天才。ガリレオ然り、エジソン然りじゃ。」
…………マジか、何てこった!!!!!
「まあ、要するに儂なりの恩返しがしたいのじゃよ。」
恩返しねぇ………
颯人「じゃあよ、俺が指定した世界に転生って出来るか?主要人物に合わせた年齢でな。」
普通の異世界はいきたく無いが、それがネギま!?とか原作に介入する転生ならば話は別だ。行きたい世界など山ほど…ではないがそれなりに有るからな。
「それくらいお安いご用じゃ。元より、御主にどの世界が良いか選んで貰うつもりじゃったしのぅ。」
あなたが神か。
「元から神じゃて。それで、何の世界なんじゃ?」
颯人「鋼殻のレギオスだ。」
ネギま!?とかも良いが、正直に言うとレギオスの方がスリル満点だと思う。
「あいわかった。では、次は御主のスペックを決めるぞい。可能な限り御主の希望に答えるぞ?」
……………やるからにはチート、だな。
颯人「なら、言うぞ?」
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