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今なら素直な気持ちで答えられるよ。 「はい、私も駿君が大好き。彼女になりたい。」 やっとだ、と呟いた駿君の笑顔は初めて見たあの時の、純真な照れた笑いだった。 「これからヨロシクね、美佳子さん。」 駿君の手が私の首の後に伸びて、グイっと前に押された。 私は素直にその反動に身を任して… 今までの中で一番幸せなキスをした。 【素直な気持ちで 後編】完
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