3人が本棚に入れています
本棚に追加
あたし逹の出会い…
あたしわ幼い頃、人と話をするのが苦手だった。まぁ今もだけどね。
どう言えば良いのか解らないし…嫌われるかもしれないし…どんな話題をすれば良いのかも。
あたしの話したい事ばっか話したら嫌われるじゃん、あたしの話題話したら嫌われるじゃん。
そんな時にお父さんが働き過ぎで倒れ、病院に入院した。
お父さんは軽い貧血って言ってたな…。
あたしわすぐに軽い貧血何かじゃないってわかって病室を飛び出し病院の廊下を走った…ドンッ―曲がり角で人とぶつかり尻餅をつく。
「いった…」
そこで莢と出会った。
「ふぁ!ごめんなさい!!大丈夫かなっ」
あたしわ泣くのを堪えて 大丈夫 と返答した。
「―…泣いてるよ?」
「っは!?」
いきなりまだ見知らぬ同い年ぐらいの少女(莢)に泣いてると言われあたしわ戸惑った。
そしたらスッと少女はハンカチを取りだし「使って」と優しい微笑(ほほえ)みをくれた。
その瞬間あたしわ溜めていた涙を一気に外に出した、あたしわ人と話すのが苦手だ…何を考えているのか解らないって言われる…けど少女は初めて会ったにも関わらず察してくれた…。
最初のコメントを投稿しよう!