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「………着いちゃった。」
『さあ、入ってくれ』
目の前にはとてつもなく大きな門。彩の身長の4,5倍はあるだろう。
近藤は気付かないうちにどんどん中に入っていった。
「あ、待て!!近藤!!!!」
『ところで、』
「何??」
『名前は?』
「………彩。彩るって漢字で彩。苗字はない」
『そうか。
お彩でいいかな???』
「ん」
『じゃあ、お彩ちゃん。そんなに警戒しなくても、捕って食う訳じゃないよ;』
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