入部-お菓子が焦げた?-

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『おいおい!待てって!』 『うぎゃっ?!』 私は腕を引っ張られ、そのまま 後ろに頭から倒れた。 『ぃ、いたい…』 頭がジンジンする…。 『わりー、わりー! 』 コイツ、絶対反省してないな…。 『まぁ、いいですけど…』 私は立ち上がり、スカートについたホコリを払った。 『実はさ、氷の親に頼まれたんだよ。今日の夜、忙しくて家に帰れないから、一人じゃ氷が可哀想だから 一緒にいてもらえませんか、って。』 『え…、』 そんな話、きいてないよ――。
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